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Zマウントノクトニッコール受注開始

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NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング Zマウントレンズ期待の新星がいよいよ登場。お値段なんと 126500円 也。予想をはるかに上回る価格に仰天しきり。そして受注生産という実質的な限定販売。まあ用途が用途だけによほど名うての映像作家でもない限りは確実に持て余す代物なので無理はないか…当然Zユーザーではない私は買わないし、買おうと思っても買えない… スペックは11枚絞り、最大撮影倍率はこの開放F値にして0.19と驚異的だ。EDレンズも非球面レンズもこれでもかと言わんばかりに盛り込まれていて、さらにキヤノンBR35mmに引き続きあえて昔ながらの研削非球面加工を採用という拘りよう。 ただ、気になるのが前玉の小ささだ。フィルター径が82mmと、先頃出たばかりのシグマ35mmF1.2と同じなのだ。あちらは口径食が酷く、開放での周辺玉ボケがえらく不格好になってしまっていたが、このレンズもそうなりそうな予感がする…どうせならシグマArt105と同じフィルター径にしてやればよかったのにと思う。なお、Art105が1.6㎏だったのに対し、Noct58は2㎏とAF機構非搭載ながらあちらより重い。

APS-C限界突破 キヤノンEOS 90D

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光学ファインダーによる本格的な撮影を実現 高速連写と高画質を両立したデジタル一眼レフカメラ"EOS 90D"を発売 - キヤノンマーケティングジャパングループ企業情報 キヤノン、10コマ/秒連写のAPS-C一眼レフ「EOS 90D」 - デジカメWatch キヤノンからついに3000万画素超のAPS-C一眼レフ、EOS90Dが登場した。先頃フルサイズで天井を破ったのがソニーだったが、それに対抗するかのようにAPS-Cで突き抜けてきた。 3250万画素という8K一歩手前の画素数で秒10コマ連写が可能 というニコンD500も真っ青の化物スペックだ(流石に連写継続時間等それ以外の仕様では大きく劣るが)。1/16000の超高速電子シャッターに、効果的なローリングシャッター低減仕様と、訴求力抜群である。 これは間違いなくEOS 7D MarkIIIを出すための布石だろう(そしてゆくゆくは5DVにもこの技術が反映されるはず)。キヤノンもまだ一眼レフを諦めてはいないということだ。そしてニコンユーザーとして一番気になるのは、それに対抗する D500後継機 が出てくるのかということだが… ところで、やはり一番気になるのはAPS-Cセンサーでのこの画素数による画素ピッチの狭さ。この画素ピッチだと最新LレンズかシグマArtクラスのレンズでないとまともに解像しないだろう。キヤノンのAPS-Cはソニーその他のそれよりやや小さいため、尚更シビアだ。そして広角系はさらに不利になる故、実質的に望遠専用機だろう。ソニーや富士フイルムもこの高画素化に追従するのかが気になるところだ。 そして、画素単体の受光面積が相対的に減ることによる画質への悪影響をどう回避しているか。キヤノンはソニーセンサーに対して周回遅れと散々揶揄されてきたが、1DX2でやや追い上げ傾向を見せてきた。それをさらにどこまで伸ばせているかに注目。 ※9月22日追記 Photographic Dynamic Range versus ISO Setting#Canon EOS 90D Photons to PhotosがキヤノンEOS 90Dのダイナミックレンジ性能を公開 | とるなら~写真道楽道中記~ キヤノン EOS 90D 一眼レフ レビュー【ISO感度ノイズ編】 | とるなら~写真

ついに5000万画素の壁を破った、ソニーα7R IV 発表

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α7R IV | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー ソニー、6,100万画素フルサイズCMOS搭載の「α7R IV」海外発表 - デジカメWatch ソニー α7R IV ILCE-7RM4 ミラーレスデータベース ソニーがα7シリーズ大本命のRを更新し、ついにフルサイズ画素数ではトップだったキヤノン5Dsを抜いて6100万画素を実現。 いよいよポスト8Kの動きが本格化し始めたか…だが肝心のダイナミックレンジは相変わらずギリギリ15段止まりでD810の頃から全く進展がない。個人的には結構前に噂が出た、DR拡張や高感度ノイズ低減に効果的な新型読み出し回路の方が気になるが、やはり開発は難航しているのだろうか(そして高感度番長α7SIIIは…?)。 そこで画素数をギリギリに増やしてお茶を濁す…と。一見多過ぎるように思えるが、実はこの画素ピッチ富士フイルムのX-T3の2600万画素とほぼ同じらしい。APS-Cではスタンダードになった2400万画素に少々上乗せした程度なので、中々上手い落としどころかもしれない。ただし、要求されるレンズ解像度はすさまじくハードルが上がる、特に広角系は。 一番気になるのは、これと同系統のセンサーがニコンDシリーズにも載るのかということだが…既にD850はメカ的にはもうこれ以上のものは期待できないほど完成しきってしまっているし、センサーとEXPEEDだけ変えられても正直微妙。何より広角に不利なFマウントでこのセンサーピッチに堪えうる描写を実現できる広角レンズを作ろうとするとコストも重量も非現実的なまでに跳ね上がるのは想像に難くないし、個人的にはZマウントボディに載るだけで終わると思う…まあ万一載ってD900として出たら間違いなく飛びついてしまうんですけどね。ペンタックスみたいな一眼レフなのにセンサーシフト補正が可能とかだったら猶更。

シグマ新時代の幕開け SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

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SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art 発表および発売日決定のお知らせ シグマ、フルサイズミラーレス専用設計の大口径レンズ「35mm F1.2 DG DN | Art」 - デジカメWatch ついに来たシグマミラーレス専用Artレンズ。Artラインの魁となった35mmF1.4の実質的リニューアルの位置づけか。現状EマウントとLマウントだけだが、いずれZマウントRFマウント版も出ることだろう。 11枚円形絞りに絞りリング搭載でデクリックにも対応(つまり完全電子制御絞りではなく機械機構による操作も可能ということか)とMilvus1.4/35すら喰っているスペックに仰天。そして最短撮影距離30㎝、最大撮影倍率0.19とキヤノンRF50mmF1.2と同等の近接撮影能力が凄まじい(この画角で開放で最短撮影すると凄まじい画が出てくることは想像に難くない)。準広角35mmの信奉者である私にはグサグサ刺さりまくっている。 これは俄然パナソニックS1Rが欲しくなってきてしまったぞ…困ったことにそんな予算はどこにもないんだが…流石に今あるFマウント機材を捨てる気にはならない。やっぱりニコンの一眼レフが好き。でも一眼レフでは不可能なスペックが羨ましいというとんでもなくもどかしい気持ち(既に持っている40mmArtとどれぐらいの性能差があるのかも気になってしょうがない)。 実売価格はおそらく105Artよりやや安いぐらいか。タムロンのフラグシップ35㎜F1.4といい、最早サードパーティ=安いという常識は通じなくなっている。 しかし、比較して改めて思ったのがニコンZレンズの格好悪さよ…こんな感じにレンズ名を控えめにしてくれるだけでも随分印象は変わったはずだが。 それはさておき、最後に出てきたとんでもない隠し玉はまさかのシグマ謹製 ベイヤーセンサー ミラーレスカメラfp。これまで奇抜なカメラボディを数多出してきたシグマでも屈指の突き抜けっぷりだが、まさかの脱Foveon…Foveonでフルフレームセンサーが実現したらどのような描写をするのか長年興味を抱いてきただけにこれには悪い意味で驚かされた。やはり製造コスト的に厳しいのだろうか… あるいは今回は動画特化で本命はまた別なのか? ところで、ソニーGMを魁として従来の定番9枚絞りが11枚になる傾向