APS-C限界突破 キヤノンEOS 90D



光学ファインダーによる本格的な撮影を実現
高速連写と高画質を両立したデジタル一眼レフカメラ"EOS 90D"を発売 - キヤノンマーケティングジャパングループ企業情報

キヤノン、10コマ/秒連写のAPS-C一眼レフ「EOS 90D」 - デジカメWatch

キヤノンからついに3000万画素超のAPS-C一眼レフ、EOS90Dが登場した。先頃フルサイズで天井を破ったのがソニーだったが、それに対抗するかのようにAPS-Cで突き抜けてきた。3250万画素という8K一歩手前の画素数で秒10コマ連写が可能というニコンD500も真っ青の化物スペックだ(流石に連写継続時間等それ以外の仕様では大きく劣るが)。1/16000の超高速電子シャッターに、効果的なローリングシャッター低減仕様と、訴求力抜群である。
これは間違いなくEOS 7D MarkIIIを出すための布石だろう(そしてゆくゆくは5DVにもこの技術が反映されるはず)。キヤノンもまだ一眼レフを諦めてはいないということだ。そしてニコンユーザーとして一番気になるのは、それに対抗するD500後継機が出てくるのかということだが…

ところで、やはり一番気になるのはAPS-Cセンサーでのこの画素数による画素ピッチの狭さ。この画素ピッチだと最新LレンズかシグマArtクラスのレンズでないとまともに解像しないだろう。キヤノンのAPS-Cはソニーその他のそれよりやや小さいため、尚更シビアだ。そして広角系はさらに不利になる故、実質的に望遠専用機だろう。ソニーや富士フイルムもこの高画素化に追従するのかが気になるところだ。
そして、画素単体の受光面積が相対的に減ることによる画質への悪影響をどう回避しているか。キヤノンはソニーセンサーに対して周回遅れと散々揶揄されてきたが、1DX2でやや追い上げ傾向を見せてきた。それをさらにどこまで伸ばせているかに注目。

※9月22日追記
Photographic Dynamic Range versus ISO Setting#Canon EOS 90D
Photons to PhotosがキヤノンEOS 90Dのダイナミックレンジ性能を公開 | とるなら~写真道楽道中記~
キヤノン EOS 90D 一眼レフ レビュー【ISO感度ノイズ編】 | とるなら~写真道楽道中記~
キヤノン EOS 90D 一眼レフ レビュー【連写・バッファクリア編】 | とるなら~写真道楽道中記~

センサー諸性能はAPS-Cで下克上性能で話題となった80Dに準じている模様。これだけ画素数増やしてほぼ同等とはやはり凄い。
連写に関してはやはりスタミナでD500より劣る。流石にフラグシップ連写番長よりは控えめになっている。だが画素数の差を考慮すると単純な優劣は決め難い。

コメント

このブログの人気の投稿

フリーイング 博麗霊夢

Alien Destruction sequence

東方Project スペシャルフィギュア -鈴仙・優曇華院・イナバ-